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カラオケがけっこう好きだ。
昔は臆面もなく女性アーティストの曲を歌っていたんだけど、いつの日からか、それが「恥ずかしい」と感じるようになって、男性アーティストの曲しか歌わなくなってしまった。
確かにそれで楽しいし気持ちいいんだけれど、あるとき(8年ぐらい前?)から、ずぅ───っと考えていた。

…どうにかして、女性アーティストの曲をうまいこと違和感なく歌えんもんだろうか?

答えはわかっていた。
単純に、男の地声にフィットするようにキーを変えればいいのだ。

が、しかし。
世の中には、キーを変えやすい曲と、変えたらわけがわからなくなる曲の2通りがある。
往々にして、歌いたい曲というのは後者なわけで。
自分はそこまで音感がよくないので、曲の全部のキーを思った通りに変えることはできなかった。
カラオケに行って、違うキーにして曲のバックだけ録音でもしてくりゃいいんだが、でもそれはやっぱりめんどくさくて実行しなかった。所詮キーが変わるのはバックだけで、いちばん知りたい主旋律が細かいところまでわからず、結局意味がないからだ。

んで、昨日、よ───やく気がついた。

なんだ、CDから曲取り込んで、そいつのキーを変えりゃいいのか!

…気づくの遅すぎだよ、自分…

でも、そんなことできる都合のいいソフトなんてあるんかな?と思ったら、あった。
Google先生で探してみたら、Audacityというフリーソフトが見つかったので、試してみることに。

なみなみ

早速、立ち上げて女性アーティストのCDから取り込んだ曲に『ピッチの変更』を実行したら、いとも簡単にキーチェンジができてしまった。

あらま。
びっくり。
この悩んだ8年間はいったいどこへ?

そしていろいろ試した結果、原キーから「-4」、つまりまるまる2音下げると男声でものすごくちょうどいい音域で歌えることが判明!
あとは、キー変更後のファイルを保存して聴きまくって、カラオケの本番に備えるだけ。

これで、一人称が「僕」の女性アーティストの曲も持ち歌にできるかなぁ、と少々期待している。

さ、コソ練コソ練。

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変わるもの、変わらないもの

『マイ・テーマ曲』ってなんだ?というのをちょっと考えてみた。

普段、ものすごく好きなアーティスト達や、ものすごくパワープレイする曲達は数多ある。
ただ、『自分のテーマ曲』となるとどうだろう?
そんな曲達に『テーマ曲』という言葉をかぶせただけで、たちどころに気恥ずかしくなってしまったり、大げさになったり、自分には似合わなく思えてしまうなんてこと、よくあるんじゃないだろうか? 『気分で聴きたい曲』『自分が大好きな曲』と『テーマ曲』というヤツは、近いようで実は別物なんじゃないかという気がするのだ。

なーんてことを考えていたら、非常に露骨なラブソングになっているもの、メロウな感じだったりして自分の雰囲気にこれっぽっちも合わないものは全て落選してしまった。最近ものすごく好きなアーティストの曲も、ご多分に漏れず落選組である。つまり、普段聴いている曲の大半は『自分のテーマ曲にはそぐわない』ということになる。それはそれである意味ショッキングだったが、まぁ仕方がない。

さて、実際に考えてみるまでは、よっぽど頭を捻らないと『テーマ曲』なんて決められないんじゃなかろうかと思っていたのだが、大方の予想に反してあっけなく答えが出た。

LINDBERGの『BELIEVE IN LOVE』。これだった。

BELIEVEINLOVE

この曲の発売当時は、まだ中学3年生だった。
周りに比べると遅かったが、やっとJ-Popを聴き始めた頃である。FMラジオをつけては新曲をエアチェックして覚えたり、ありとあらゆる音楽チャート番組を追いかけた。クラスの友達とは、それぞれみんなが持っているCDを貸し借りしたり、ダビングしあったりしていた。ヒット曲のアルバムを持っているヤツは、ちょっとの間だけだが、ある種のヒーロー的存在になれた気さえする。
で、われらが『BELIEVE IN LOVE』は、ちょうどこの時期にフジテレビ系列でやっていた夢で逢えたらという番組の主題歌になって、爆発的にヒットした。そこで初めて耳にしてからというもの、そのキャッチーなメロディと気持ちいいぐらいのストレートさがずっと気になっていた。友達からLINDBERGのアルバムを借りてダビングしたとき、「これでやっと自分の手元で聴ける!」と思ってやたらうれしかったのを覚えている。
それ以来、よりいっそうこの曲の虜になったのだった。

なんとなく眠れない夜に布団の中でウォークマンのスイッチを入れたときも、
1つ年上の従兄と一緒に東北までスキーに出かけたときも、
放課後の部室で高校の文化祭の出し物を準備するときも。
とにかく、気がつけばこの曲を聴いていたことが多かったのである。
頭の中では全部再生できるぐらいに何回も何回も聴いたから、テープがちょっと伸びてしまったぐらいだ。

早いもので、そんな学生時代から数えてもう十年以上が経過した。
去年は、自分のいたバンドでひょんなことからLINDBERGのコピーをすることになり、なんと『BELIEVE IN LOVE』も演ることになった。1回こっきりだったが、無事ライブも終えることができたのだった。

中学生の頃は、まさか自分がドラムを叩いていようとは、しかもあれだけ馴染みのあった『BELIEVE IN LOVE』が叩けるとは全く想像だにしていなかったわけで。
人生、何がどう変わるかわからないもんだ。
でも、『BELIEVE IN LOVE』を叩けると決まったときの素直なうれしさ、バンドで演奏して音が揃ったときの気持ちよさは、中学生の頃に曲を聴いては口ずさんでニコニコしていたときの気持ちと何一つ変わっていなかったのである。

変わるものと、変わらないもの。
それぞれいろいろあるけれど、そういうストレートな気持ちだけは、いつまでも変わらずに持っていたいもんだ。
そして、この曲は、忘れかけた頃にそんな気持ちを思い出すべく、これからもときどき聴いていく1曲なんだろうと思う。

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後付け人生

かねてから練っていた計画を実行するため、今日、タワーレコードに出向いておもむろにCDを買い漁った。
で、何を買ったかというと、

◆LED ZEPPELIN 『THE VERY BEST OF LED ZEPPELIN』
◆TOTO 『GREATEST HITS AND MORE』
◆ERIC CLAPTON 『BACKTRACKIN'』
◆U2 『THE BEST OF U2 1980-1990』
◆U2 『THE BEST OF U2 1990-2000』

要は、ロックの大御所のベスト盤を大人買い。


…だって、有名な曲ばっかなのに、サビしか知らないの多いんだもん!!

ということで、今更ながらにロックのルーツのお勉強をすることにしたのであった。
大御所から、ちょっとずつブレイクダウンしていく予定。
ロックに詳しい人、いろいろ教えてプリーズ。

高校の頃にこういうの聴いてたら、人生変わったかもしれないな~なんて思っちゃうけど。
いいんだ、後付けで。人生そんなもの。

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Music, Magic, Fantastic

週末の過ごし方をどうしようかと考えた結果、今週は音楽映画にどっぷり浸かることに決めた。
で、思い立つやいなやタワーレコードに駆け込み、いきなり買い込んできたのが、この3本。

スクール・オブ・ロック
ロッカーズ
ドラムライン

本当はDVDが出ていればスウィングガールズも加えたかったところだが、それは発売までガマンするしかない。

なぜ音楽映画かというと、とにかくわかりやすいのだ。

 結 成 → 挫 折 → 成 長 → 大 会 → 大 成 功

というストーリーの流れは、上で挙げた4つの映画全てに共通していて、まさに王道中の王道。でも、決まり切ったものを見ているわけではなくて、そこには音楽という極上のスパイスで味付けがしてあるのだ。そこには、演奏をしている人たちの活き活きとした表情があり、独特の緊張感があり、オーディエンスを惹きつけるオーラがある。狙いすぎのアクション映画や中途半端なラブストーリーよりも、より本能的な衝動を揺さぶり、見終わった後にすっきりとした充足感をもたらしてくれるのだ。

スクール・オブ・ロック
ジャンルは王道のロック。
で、とにかく激しい。ロックが、というわけではなく、主演のジャック・ブラックの動きがだ。とにかく暴れる、倒れる、シャウトする。まさに顔と体で弾くギターだ。彼はもともとアコースティックギターをやっていたそうだが、この映画をやるにあたってエレキギターの練習が必要だったらしい。でもって、彼はこんなことを言っている。

 「テクニックで劣る分を俺は気合いでカバーする

音楽の演奏の善し悪しは、単に楽器の演奏のうまいヘタではない。その人の気分や感情、人となりが音になって演奏の中に滲み出てくるものだと思っている。オーディエンスを魅了する音楽やパフォーマンスには、だいたいそんなエッセンスが入っていて、深みを増しているのである。この映画では、ロックを通じて人生の楽しみ方というモノを教えてくれるかもしれない。
その前に、コメディ映画なので、笑えるところも随所にある。
個人的には、腹の立つことをひたすら歌にしていくシーンがお気に入りだ。「今日も小遣いゼロで ムカつくぜ」「お手伝いさせられて メチャ ムカつくぜ」となんでもロックのリズムに乗せていく。さしずめ、僕が書いたらこうなるだろうか。

 「今月も 給料安くて ムカつくぜ」

これじゃ、五七五か。

ロッカーズ
ジャンルは『博多めんたいロック』。どちらかというとパンク寄り縦ノリ系だ。
ノリは一言で片づけてしまえば アホ である。でも、同じバンド経験者として、それがすごくわかる。わかってしまう。「あぁ、バンドってこんなんだよなぁ」と思わせてくれるのだ。
ドラマーがとある曲で『ダダダダダン ダダダダダン』というフレーズが叩けないと悩んでいるシーンがある。そこでボーカルがこう言うのだ。

 Vo.「そんなもんお前、『たかくらけん たかくらけん』って叩けばよかったい」
 Dr.「『たかくらけん たかくらけん』 …ほんとやね!できた!

もう、こういうノリ、大好き。
余談だが、実際やってみたところ、『たかくらけん』と言いながら叩いた方が本当にノリがよかった

ストーリー展開のしかたは割としっちゃかめっちゃかなんだが、とにかく勢いのある映画だ。スクール・オブ・ロックと比べると、バンド色がより前面に押し出されている感じがする。
特に、最後のライブシーンは圧巻!バンド全員がひとつになって最高のステージをつくる!それに客が乗る!その部分だけライブビデオとして見ても十分楽しめるはずだ。今後、自分がライブをやるときのステージングの教科書にしようとこっそり決めた。

ドラムライン
ジャンルは…マーチっていうのか?これ。
アメフトのグラウンドを埋め尽くすほどのマーチングバンドの大人数が奏でる音は、もはや数の暴力だ。そんな中でも、全体の『脈拍』となるドラムライン、その中心となる天才的な才能を持った主人公のスネアドラマーのテクニックがもうとにかくすんごい。特に、スネアドラムのスティックさばきあたり、すごいのを通り越して、おかしい。叩く場所ってスティックの先っぽだけじゃないんですか?そんなのありですか?
人間、ここまでできるもんなんだなぁという『手の届かないすごさ』を味わえる映画。
今週末から、スティック回しの練習をちょっとずつ始めた。まずは、落とさないようにするのが目標だ。

2日で3本はちょっと疲れたが、予想通りどれも満足のいく映画だった。
もし興味が湧いた方は、ぜひどれか1本でも観てみてほしい。

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刷り込み

頭の中にいったんインプットされると、記憶違いなのは明らかにわかっているのだが、正しいものそっちのけで決まって思い浮かべるフレーズがある。
そんな中でも、特に思い出すのが、2曲ある。

# 今回、曲がわからない方は、申し訳ありませんが、なんとなく納得して頂きますよう。

◆松浦亜弥『トロピカ~ル恋して~る』

この曲は、

 彼に南の島に旅行に誘ゎれちゃったぁーー☆★(〃∇〃)てへっ
 でもどぅしょう、ぅれしぃんだけど、、なんかちょっと戸惑っちゃぅな((o(б_б;)o))ドキドキ
 あーー、でも親になンて言ぃ訳しょぅかなぁーーー。。。
 その前に、、、彼の前で変な癖が出ちゃったらどぅしょぉーー(///∇//)テレテレ

という(※1)、フクザツな乙女ゴコロを歌った歌詞(※2)のようである。
ちなみに、自分がもし若い女の子と旅行に行けるチャンス(※3)があるんであれば、しかも、さらに万が一相手から誘われたならば、間違いなく「行ーく行くー!!!」と即座に反応してしまうであろう。
まぁ、それはおいておこう。

で、歌詞の中に、若いのであまりお金をかけない旅行に出かける設定らしく、こんなフレーズがある。

 「ト~ロ~ピ~カル恋~してる~ 格~安~2人旅~」

ここが、問題の部分である。
ついこの部分を口ずさんでしまったとき、自分というフィルターを通したら、こんなフレーズになってアウトプットされてきた。

 「ト~ロ~ピ~カル恋~してる~ み~ち~の~く~1人旅~

… 全 然 ト ロ ピ カ ル じ ゃ な い !

歌詞の内容からは、明らかに違和感がある。
だが、実際に歌ってみると、予想以上に音がハマっているのだ。
曲を知っている人、ちょっとやってみてほしい。次回思い浮かべるときは、必ず「みちのく1人旅」になっていること受け合いだ。

◆Mr.Children『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』

こちらに至っては、もはや歌詞のつながりなど関係ない。
まずは、正しい歌詞をご覧頂こう。

 「恋なんて~ いわばエゴとエゴのシーソーゲーム Yeah~Yeah~Yeah~~
  いつだって~」

これが、こうなる。

 「恋なんて~ いわばエゴとエゴのシーソーゲーム Yeah~Yeah~Yeah~~
  ビビアン・スー

… な ぜ ビ ビ ア ン !

予備校時代、同じクラスのヤツが「こう聞こえない?絶対そうだって!」とあまりにも熱く言ったり歌ったりする(※4)ので、それ以来頭の中で再生するときは、ミスチルの桜井さんがノリノリで「ビビアン・スゥー!」とやっているところが浮かんでしまうようになった。

探せばきっとまだまだあるかもしれないが、今回はこれにて。

なお、ここに書いてある通りに歌った結果、頭にこびりついて離れなくなった場合、当サイトは一切責任を負いません。用量・用法を守り、正しくお使いください。ピンポン。

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(※1) 最近の若い女の子はきっとこんな感じなんだろうと推測。この文体、書いたときの疲れがハンパじゃねぇ。
(※2) 書いているのは、つんく♂氏。本名、寺田光男。
(※3) そんなチャンス、あるわきゃない。
(※4) うごくうれしそうだったのが脳裏に焼き付いて離れない。

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脳内ジュークボックス

体調が悪い。

ちょうど1週間前、風邪と腸炎を併発してから、すこぶる体調が悪い。
会社の週報で「体調を大幅に崩したため遅延が発生しており…」と書いたら、本部長に「どうした?頭でも悪くなったか?」というコメントを書かれた。ションボリック。

で、実際のところ、頭も体調も悪い。
さっきは、頭にナツメロが流れ出して止まらなくなった。
曲順はこちら。

① Wink『淋しい熱帯魚』
② 荻野目洋子『ダンシングヒーロー』
③ カロゴンズ『カロゴンズのテーマ』
④ 篠原ともえ『ウルトラリラックス』
⑤ 森山直太朗『さくら(独唱)』

①と②、③と④がつながったのはわかるが、②と③、④と⑤がどういうロジックでつながったのかわからず、困惑。ションボリック。

風邪が流行っているようです。みなさんも無理をしないようにお気を付けください。

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ときどきこの手のが売れる

何も言わずに、このサイトをご覧あれ。

『マイヤヒー』
http://csx.jp/%7Edamemushi/il/maiyahi.html

この曲、耳について離れないこと離れないこと。ヨーロッパでは大ヒットらしい。
ひそかに、カラオケに入ったらどうしようかと画策中。

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チク様

もっとも尊敬して止まない男性ボーカリストの佐藤竹善先生が歌っているというので、the pillowsの15周年記念トリビュートアルバム『シンクロナイズド・ロッカーズ』を買ってきた。
そもそもthe pillowsって聴いたことがなくて知らないんだけども(すまん)、けっこうカッコイイ曲が多いのね。ホント知らなかった。
詞の世界観が独特で、全然ダイレクトに訴えかける感じとかではないんだけれど、音とかメロディラインを聴いていると、ふつふつと何かが沸き上がってくるような気がする。聴き始めて数周ぐらいは、音楽やりてぇ~~って衝動にかられっぱなしだったかな。

もっとも尊敬して止まないんだけど、「チクゼンサンバⅡ」をやるだやらないだと仰っている男性ボーカリストの佐藤竹善先生は、来週9/29にニューシングルをリリースするようで。

佐藤竹善withコブクロ『木蓮の涙』
http://www.universal-music.co.jp/slt/upch5270.html

スターダスト・レビューの名曲をチク様がカバーとあっちゃ、買い以外のナニモノでもないですな。佐藤竹善とコブクロのファン以外の方にもオススメの一品。

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How about sound quality?

どっかのレコード屋ではないけれど、「NO MUSIC, NO LIFE」な自分。十中八九、移動中でも自分の部屋でも音楽を聴く日々を送っている。
移動中は街角のいろんな雑音で溢れているけれど、気づけば、それでもヘッドホンから聞こえてくる音にはある程度こだわってしまうようになった。

ここ最近は、ソニーのMDR-Z700DJなんていうDJ用のヘッドホンを使っていたが、なんといってもデカイ。音はかなりいいけど、長時間してると耳が痛くなるetc.の弊害があったりする。それに、なんといっても、スーツに合わないこの銀色のボディとくるくる巻かれた長いコード。(注:普段は私服通勤なのであまり気にしない)

音がよくてコンパクトなものを新たに探しているところに、ソニーのQUALIAブランドからインナーイヤーのヘッドホンが出ているというニュースが飛び込んできたのが7月のこと。

ソニー QUALIA 密閉型インナーイヤーレシーバー『MDR-EXQ1』
http://www.sony.jp/products/Consumer/QUALIA/jp/products/receiver/index.html

QUALIAブランドは、なんでも、それ専門の職人が手間暇かけてじっくり調整に調整を重ねて作り上げた超高級製品が売りなのだそう。ポータブルMDプレイヤーだけで18万円。安月給な人間には全くと言っていいほど購買欲の湧かないブランドに違いない。

このインナーイヤーレシーバーというヤツ、18万円のMDプレイヤーの付属品だったのが、好評だったので別売りになったらしい。お値段は21,000円(税込)。手の届かない範囲じゃない。やるじゃない。

ということで、ついでがないのに銀座くんだりまで出向くのはちょっとめんどくさかったが、銀座ソニービルのQUALIAストアまで試聴に行ってきた。こういうとき、ついでに銀座界隈のバーや高級料理店にふらっと行けるだけのお金がない自分が、少しだけうらめしい。あ、行けるようなお金持ちさんがQUALIAブランド買うのか。

カウンターにて試聴を申し込むと、コンシェルジュ(店員さんに高級感を持たせるとこう呼ぶようになるようだ。出世魚か)の人が品物を出してくれた。「普段使ってらっしゃる、お手持ちのポータブルプレイヤーでお試し下さい」と言うので、そのとき持っていたmp3プレイヤーにつないで、早速試聴。

ん? なんか、あんまり音よくないぞ? なんかノイズ入ってるし…

疑問を抱きながら、曲調が違うものを何曲か試聴する。
…やっぱりおかしい。なんでこんなノイズが乗るんだ?と考えたところで、原因がヘッドホンでないことにようやく気がついた。さっきから聞こえていたノイズ、CDをmp3に変換したときのものだったのだ。mp3なんてCDと比べて遜色なく聴けるじゃーん、と思っていたアタマが打ち砕かれた瞬間だった。
コンシェルジュの人に頼んで、店でかかっていたCDを試聴させてもらうことにした。なるほど納得、ホントにノイズが乗らなくなってクリアな音が聞こえてきた。どこかのWebページのレビューに、「このヘッドホンで初めて聞こえた音があった」と書いてあったのもうなづける。ポータブルmp3プレイヤーについている重低音増量を使うと、かえって変な音になったので、そういうのは使わない方がいいようだ。
一時期、ソニーのノイズキャンセリングヘッドホンというのを使っていたときと同じ、耳に文字通り「差し込む」タイプのインナーイヤーヘッドホンというのも好感が持てる。音漏れもほとんどなさそうだった。

さんざん試聴した挙げ句、購入することに決定。予約をしたのだが、年末年始ぐらいまで待たされるらしい。さすが手作り品。それまでは代用のヘッドホンで我慢するか…

細かいことを言うと、サイズが小さいので中音域がちょっと厚めに聞こえるかもしれない。でも、「ソニーの音」が好きな人は、きっと買う価値があるような気がする。

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