« 衝撃的沖縄 | Main | 東京23区くじ引きツアー【1】 »

沖縄を別の意味で満喫する

さて、ちょっと間は空いてしまったが、沖縄の話の続きである。

前回のエントリーにも書いたが、現地の人が仕事を終えて「飲みに行くぞ!」となると、まず家に帰って晩ご飯を食べた後にシャワーを浴び、夜10時ぐらいに出かけて夜中2~3時ぐらいまで飲み、そこからタクシーで再度帰宅するのだそうだ。
確かに、これは本州の人から見たらとんでもなくパワフルな行動に思えるかもしれない。
だが、終電にせき立てられることがないからそのような行動パターンになる、と言われると、そこで初めて頷けるのである。

沖縄には、終電どころか、電車そのものがない。
何年か前に、沖縄初のモノレールである『ゆいレール』が開業したが、数年経った今でも地元の人はあまり乗らず、どんなに近距離であっても初乗りの安い(450円)タクシーに乗ることをやめないそうだ。
「あれ(ゆいレール)は時間通りにきっちり来るから、沖縄時間が通用しなくなってきたんよね」なんて苦笑いする地元の人さえいるぐらいである。

どうやら沖縄というところは、『沖縄時間』という言葉が遣われるほど、時間の流れ方が本土とはかなり違っているようである。1時間や2時間のずれなどものともしないのだ。
2泊3日という短い期間ではあったが、沖縄の中の『大都会』という位置づけである那覇でさえ、都民の自分にはびっくりするぐらいに時間がゆったりと流れていくのを感じることができた。

そして、同時に言えるのは、そんな時間の過ごし方をする人々だからこそ、些細なことにはこだわらないおおらかな心を持っているということだ。
時間のずれも、少々の間違いも気にしない。「そんな細かいことなんかどうでもいいじゃないか、楽しく生きられればそれでいいんだ」という沖縄人のスタンスは、我々本州人も見習うべきなのかもしれない。
そう思う。


しかしである。
その視点をちょっと変えてやると、沖縄というのは…


早い話が、『ツッコミどころ満載の土地』となってしまうのだ。


というわけで、前振りが非常に長くなったが、
今回は『沖縄で見かけた変なモノ』特集である。


okinawa2-1

ウイークリーマンションの看板。
もうちょっと他に沖縄っぽいものを示す名詞はなかったんだろうか。
でも『ウイークリー・シーサー』とかでも微妙かと思う。


okinawa2-2

シーサー美術館の案内看板。
一見猫のように見えたが、どうやらシーサーのようだ。
なんかカワイイ。しかし23歩ってどういう体型の人の23歩なんだ。


okinawa2-3

中国人が経営する中華料理屋『パンダ餃子』。
焼餃子・水餃子・青椒肉絲等の定食が525円(税込)と破格の値段の割にすごいボリュームで味もよい。
ただ、このメニューだけはなんとかならんかったのか。


okinawa2-4

現地の人に訊いたら「こっちの人はよく調べないからねぇ」と言っていた。
ちゃんと辞書を引きましょう。


okinawa2-5

こちらはもっとすごい。なんと所有格が"ZU"である。
店の名前のセンスもすごい。
さらに、右奥に見える店の名前も、なんともファッション洋品店らしくなくて、また素晴らしい。


okinawa2-6

いくら女子ゴルフブームだからといって、この品はどうか。
『理由あり商品』というより、どれだけの粗悪品かという方が気になる。


okinawa2-7

…ゴン太くん?


okinawa2-8

一見何の店かわからないが、店の前の張り紙を見ると、

 ・リサイクル いろいろあります 雑貨50円~
 ・琉球ガラスペアコップ 3,000円⇒1,000円
 ・驚異のフルーツ ノニ!!
 ・飲めばいいノニ!!
 ・ゴーヤー茶(種入り) その他各種
 ・その他いろいろご相談下さい

と書いてある。余計わからなくなった。


okinawa2-9

文字の配色もめちゃくちゃなんだが、それ以前に、ここはどこか東南アジアの国かと思わんばかりの潔いひらがなの間違いっぷりだ。


okinawa2-10

『クリーム』と『人形』が同じカテゴリにある店は、タウンページの職種でいうとどこに入るんだろうか。


okinawa2-11

第一牧志公設市場の肉屋さん。
何もここまでいじり倒すことはないんじゃないかとちょっと思った。
サングラスに書いてある『PHILIP MORRIS』という文字が余計あんにゅいな気分にさせる。


okinawa2-12

ホントに沖縄にはこういう看板が多い。
作るときにも完成するときにも誰かが「"ツ"が小さい」と指摘するだろうにと思うんだが、沖縄の人はやはりそんな『細かいこと』は気にしないんだろうか。


okinawa2-13

よくよく見ると、最初『ラッキーチート』となっていたようだ。
ちなみに、『チート(cheat)』とは『騙す』という意味であるが、そんな細かいツッコミはたぶん通じない。


okinawa2-14

ちなみにこの店、別の看板を見ると『ハンバーグの店』と書いてあるのは秘密だ。


okinawa2-15

魔法の…牛?


okinawa2-16

同じ店で2つ違う種類の看板を出すのが流行ってるんじゃないかと思ったりさえする。


okinawa2-17

市場の壁にこういう落書きがあっても、誰も消そうとしないのはさすがである。
といっても、なんとなく消してほしくない落書きだ。
…吉本くん、今はどこでどうしてるんだろうか。


と、ざっと見てきたが、沖縄はいろいろな意味で被写体となるものが多い土地であった。
これ以外にも探せばまだまだありそうだが、それはまた次の機会に。

|

« 衝撃的沖縄 | Main | 東京23区くじ引きツアー【1】 »

Comments

いやいや面白い×6ですな(笑)
観察眼がすばらしい(@@;;;

何回も沖縄へ行ったけど全然気にならなかった(笑)

これはもっと体系的に研究して論文を発表して欲しいです。
あるいは写真集を出して欲しいです。

Posted by: 元沖縄通☆ | May 07, 2005 12:55 AM

やっぱりその土地本来の言葉じゃないからムリがあるんだろうなあと真面目に感じました。

Posted by: ひぐらし | May 07, 2005 02:47 AM

「ラッキーチット」「魔法の牛」が個人的Hit!!
この手のヘンなもの大好きです^^

Posted by: いとしゅん | May 07, 2005 06:08 AM

ヤバイぃぃぃぃぃ!!
本当突っ込み所満載っ。
1個だけお気に入りとか選べないれす!
もう笑い死にしそぉですよ~~~~~(´∀`*)
すんばらしいお土産ですゎ♪♪


Posted by: えみ | May 07, 2005 01:21 PM

>元沖縄通☆さん
そんな学会ないです。(笑)
たぶん、いろんなところで探すともっとあるんでしょうな。

>ひぐらしちゃん
でも、米軍の占領下にあった時代があるんだから、せめて英語ぐらいは…って思うんだけどねぇ。

>いとしゅんさん
ノリ的には『宝島VOW』。

>えみちゃん
お気に入り選ぶの?(笑) まぁいいけど('-';)
やっぱりおおらかな人が商売やってると細かいことは気にならないってことですな。

Posted by: たい | May 08, 2005 11:54 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 沖縄を別の意味で満喫する:

« 衝撃的沖縄 | Main | 東京23区くじ引きツアー【1】 »