« 消耗 | Main | 疲れてます »

頭文字I

ふとした拍子に"彼"のことを思い出したので、書いてみようと思う。

* もしその場にいた人がこれを読んでいたら、
* 多少話の順番が前後していると思うかもしれないが、それは昔のこと。ご容赦願おう。


もう2年か3年ぐらい前になるだろうか。
友達とみんなでゲーセンにたまってわいわいゲームをやっていたときのこと。
久しぶりにその場に遊びに来た自分の知り合いの女の子(以降『Aちゃん』)がいたんだが、その子の隣に見慣れない男が一人立っていた。いかにもオタクっぽいオーラを出していた彼のルックスは、さながら秋葉原の小室哲哉といった感じだっただろうか。
ふと気がつくと、そのアキバ系小室クンはAちゃんと何か話しているようだった。
僕や友人のTさん、Sさんら、その場にいた全員は「あー、なんか知らない人だけど、Aちゃんの知り合いなのかなぁ?」と思っていて、特段気に留めることもなくみんなでゲームをしたり雑談したりしていたのであった。

しばらく経ってから、Aちゃんがこっちにやって来たので、みんなで訊いてみた。

 一同「ねぇねぇ、さっき話してた彼、どういう知り合い?」
 Aちゃん「えっ!? Tさん達の知り合いじゃないんですか!??
 一同「えぇっ!?? アイツ、Aちゃんの知り合いじゃないの!??!?
 Aちゃん「えー、知らないですよー、あたしてっきりみなさんの知り合いなのかなー、と思ってしゃべってましたよ!?」
 一同「いや、うちらはアイツがAちゃんの知り合いかなーって思って見てたんだけどさー。」
 Aちゃん「えぇー、あたしみなさんの知り合いだと思ってたから、メアド交換とかしちゃいましたよー?? えー、サイアクー、どうしよー。。」
 一同「え゛ー、マジでー!??!?

なんと、誰一人として"彼"のことを知らなかったのだ。
まさにびっくりだ。驚いたとしか言いようがない。
これじゃまるでコントの台本みたいじゃないか、とさえ思ってしまうぐらいであった。

みんなであれやこれや話した結果、とりあえずこの場をなんとかしようということになり、全員でゲーセンの外に出た。
…アキバ系小室クンが、ついてきた。

突破口を作ったのは、TさんとSさんだった。
ピシッと"彼"を指差し、こう言った。

 Tさん&Sさん「せーの…




          お前、誰!??





 アキバ系小室クン「あ、ただの通りすがりです…

そこからはもう全員が大騒ぎである。
TさんとSさんはやたらといきり立ってしまいーの、アキバ系小室クンは「すいません、殴るのだけは…」とひたすら一人で怯えーの、周りのみんなはそれを餌にぎゃーぎゃー騒ぎーの。
具体的にどうなったのかはっきり覚えてはいないんだが、確か全員で「馴れ馴れしくメアドとか訊くな!」と釘を刺して丸く(?)収めたような気がした。

で、その後、アキバ系小室クンとAちゃんが軽く「話し合った」ようである。
その顛末をAちゃんから訊いて、みんなでもう1回、ぶったまげた。
こんな会話だったそうだ。↓

 アキバ系小室クン「あの、名前教えて下さいよ…」
 Aちゃん「やだよ、なんで教えなきゃいけないの?」
 アキバ系小室クン「じゃあ、イニシャルでもいいから…

で、みんなでツッコんだ。











イニシャル訊いて、どーすんだ!!!









その日から、"彼"のあだ名は、『イニシャル君』になった。

|

« 消耗 | Main | 疲れてます »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54071/2752907

Listed below are links to weblogs that reference 頭文字I:

« 消耗 | Main | 疲れてます »